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【2024/12/04 02:13 】 |
文京区緑化ガイドライン 「12文土公第10209号」


文京区緑化ガイドライン
(文京区みどりの保護条例第16条第2項に規定する助言等の指針)

この文京区緑化ガイドラインは、文京区みどりの保護条例(昭和50年4月1日条例第53号)第16条第2項に規定する助言等の指針として、区内の地域特性に応じた、各ゾーンごとの緑の保全及び緑化のあるべき姿を示したものです。各ゾーンとも既存の樹木は極力保存するとともに、接道部の緑化を図るものとしてください。

1. 歴史・文化の集積が高いゾーン
住居専用地域並びに住居地域
(後楽一丁目の一部、春日一丁目の一部、小石川二・三・四丁目の一部、白山五丁目の一部、向丘二丁目の一部、根津二丁目の一部、千駄木一・二・三・四・五丁目の一部、本駒込一・二・三・四・五丁目の一部)

現況
神社・仏閣や路地に代表される下町の風情や史跡など、江戸期以降の歴史・文化の蓄積が多く、これらが緑を彩っています。

みどりの保全及び緑化のあるべき姿
神社仏閣においては、既存樹木の保全を原則とし建て替え時等にも60%以上を保存する。住宅においては既存樹木の30%以上を保存する。
接道部は生垣その他(擁壁等も緑で被う。)を活用して50%以上を緑化し歴史・文化に関わる緑を保存していく。


2. 住宅を主体としたゾーン
住居専用地域並びに住居地域
(ただし、『歴史・文化の集積が高いゾーン』を除いた箇所)

現況
高台又は崖線部に位置したところが多く、戸建て住宅や集合住宅が主体となって、緑豊かな町並みが形成されています。

みどりの保全及び緑化のあるべき姿
建替え時等においては既存樹木の30%以上を保存する。
接道部は、生垣その他(擁壁等も緑で被う。)を活用して50%以上を緑化する。


3. 都心、幹線道路沿道のゾーン
近隣商業地域並びに商業地域

現況
建物の高層化が進み、緑が見られる割合が小さくなっています。一部に大規模な敷地にまとまった緑も見られます。

みどりの保全及び緑化のあるべき姿
既存樹木は、建て替え時等においては20%以上を保存する。
道路側に緑を多く配置して、接道部の30%以上を緑化する。また、屋上や壁面等も有効に活用して、可能な限り緑で被う。


4. 製造業を主体としたゾーン
準工業地域

現況
印刷製本等の大小様々な事業者が集中し、緑や公園が少ない。

みどりの保全及び緑化のあるべき姿
建替え時等においては既存樹木の20%以上を保存する。
道路側に緑を多く配置して、接道部の30%以上を緑化する。また、屋上、壁面等も有効に活用して、可能な限り緑で被う。






文京区の「緑の育成・保全」については、→こちらのサイトをご覧ください。
文京区教育委員会
「文京区内の埋蔵文化財包蔵地内の開発行為等についての取り扱いについて」
→こちらの記事、
堀坂、六角坂の周辺住民も
「豊かな緑地帯を伴う歩行者優先道路」の整備を求めています。
→こちらの記事をご覧ください。

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【2010/07/11 00:00 】 | 歴史的景観と住環境を考える
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